ブランド・ストーリー

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2018年03月12日

株式会社ももかん様:ももかん工具店


工具への愛情溢れるセレクトショップ
ももかん工具店

店長  兼  工具コーディネーター
飯田良子Ryoko Iida


飯田良子は、建設機械のレンタル・販売・修理を行っている会社の3代目として生まれた。1945年、彼女の祖父が農機具販売を事業に起業。高度成長期に事業を拡大し、重機の販売やレンタル業を開始した。現在は東京都町田市を中心に、神奈川県相模原市、大和市、厚木市の4地域5拠点を展開している。新事業として通販サイト「ももかん工具店」をスタートさせた。

「工具」と「現場」のギャップを埋める


建築土木の現場はまだまだ「男性の仕事場」というイメージが強いですが…。

飯田良子(以下飯田) 確かにそうですね。女性に現場でお会いすることはほとんどありません。会社を継ぐと決意した際に、周囲だけでなく父からは強い反対を受けました。「女が出来る仕事ではない」と。でもその父譲りで頑固な性格の私は、株式会社飯田機械産業に入社し、6年事務職を続けた後、父の反対を押し切って営業職になることを志願し、11年ほど新規開拓を中心に営業活動をしてきました。

新規営業となると相当のプレッシャーがあったのではないでしょうか。

飯田 周囲は「いずれは会社を継ぐ人間」と見るわけですが、結果を残す必要を感じていました。男性中心のお客様が、女性の私を営業として「信じて受け入れていただけるかどうか」不安もありました。恥ずかしい話、当初は毎日泣きながら父に電話で相談していましたね。私が「継ぐ」と言って飛び込んだ世界なのにこの有り様ですから、父は「ほれみたことか」と思いつつも、相当心配していたと思います。

ところが見事に成功できた。

飯田 ある程度結果を出せたのは、これは一にも二にも家族と同僚が全面的に支えてくれたことと、私を信じて取引をしてくださったお客様のおかげです。事務職をやっていましたからある程度の知識はありましたが、現場に出るとその知識はとても表面的なものだということを思い知りました。それから、たぶんですが、単純に重機や工具が「好きだから」だと思います。小さい頃から倉庫が遊び場で、重機や工具に囲まれて暮らす毎日でした。幼いころから何となく親しみがありましたし、知識が身につくうちに、親しみが愛情に変わってきました。愛情が生まれると長所も自然と見つかります。「この工具を使えばもっと便利になる」「もっと効率的に作業できる」「もっと楽しくなるかもしれない」とか。

工具への「愛情」がベースにあるんですね。

飯田 「愛情」ありますね(笑)グルメや洋服や車…何でも同じですね。自分が納得した好きな商品だったら自信を持って勧めることができます。長所を見つけてお客様に提案すると喜ばれることが本当に多くなりました。高いお金を出して御購入いただくのですから、商品に対し納得し、「買ってよかった」と思っていただきたいんです。結果、営業として10年以上続けることが出来ました。近年「ドボジョ」と呼ばれる言葉が生まれたように、建築や土木の現場にも女性の進出が話題になっています。そうした背景も背中を押してくれたように思います。

「ももかん工具店」を立ち上げたキッカケを教えてください。

飯田 「現場の負担をもっと減らしたいから」それに尽きます。例えば道路工事の現場は、夏は炎天下、冬は極寒で、体力的に過酷です。他にも騒音、安全、工期厳守など…。営業活動を通して私自身もお客様のたくさんの苦労を目にしてきました。「安全を維持しながら現場の負担を減らすにはどうすればいいか…」その答えが適切な工具の提案です。「現場の負担を減らすお手伝いができたら」と思って、ももかん工具店をスタートさせました。現場で使う一般的な小物(エンジンカッター、発電機、ランマー、プレート、電動工具、ブレード等消耗品など)から、家庭向けの商品まで揃えています。今は防災意識が高まっていますので、小型発電機や防災時に使えるライト等も揃えました。

どのようなコンセプトでアイテムをセレクトしているのでしょうか。

飯田 私がコーディネーター兼バイヤーとなって商品をセレクトしています。女性である私が実際に使ってみて「これなら体の負担が少ない」「効率的に作業できる」と感じた工具ばかりを集めています。女性の私が使いやすい工具ですから、男性ならもっと負担が少なく使えるはずです。それとは別に、ストレートに私が「ちょっと面白いかも」「いいかも」と感じた商品をセレクトしています。工具が好きなお客様にも満足していただけうような商品のラインナップと、納得できる、楽しくなる、試してみたくなるショップ作りを心がけています。

今、現場で起こっている問題はあるのでしょうか。

飯田 高齢化や人材不足が叫ばれて久しいです。工事施工単価も年々低下しており、とても厳しい状況です。地元の中小の現場では長年培った技術と経験を駆使して施工しており、目新しい画期的な技術が登場する機会は少ないです。その為日常で使う工具や道具が重要になります。メーカー側は試行錯誤を繰り返し、より機能的な商品を開発されていますが、多機能な分、実際現場で使用するお客様の御要望にそぐわないこともあります。またせっかくの便利な機能が知られず使用されていない商品もあります。「工具に詳しくない方にも分かりやすく伝えていく」という点も、ももかん工具店が心がけていることです。そこで「ももチャン」という動画企画を設けました。動画で工具の使い方や特色を紹介するのでとても分かりやすいのではないでしょうか。求めていたアイテムが見つかるはずです。

ももかん工具店の目標を聞かせてください。

飯田 先ほどと重複しますが、適切な工具を必要としている方々にお届けし、お客様の安全と、現場の負担を減らすお手伝いをしたいですね。女性も進出してきた新しい時代に、3K(キツい、汚い、危険)と呼ばれる現場のイメージを少しでも変えていきたいです。また「セレクトショップ」というと色々な商品が並んでいるけど欲しい商品は見つからない事が多いというイメージがある方もいると思いますが、女性目線でセレクトした「ももかん工具店」の商品に触れていただき、本当に欲しい商品を見つけて頂けると嬉しいです。

 

株式会社ももかん

〒194-0036
東京都町田市木曽東1-35-5
Tel. 042-732-5377 

ももかん工具店はこちら>>

 

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