ブランド・ストーリー

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2018年06月25日

【ブランド・ストーリー】株式会社スタイルカンパニー様


親から子へ、子から孫へ 次の世代へ受け継がれる家作り
株式会社スタイルカンパニー 代表取締役社長 吉岡 伸久

 安藤竜二(以下安藤) スタイルカンパニーの成り立ちについて教えてください。

 吉岡伸久(以下吉岡) 意外とビンテージな会社で1951年に創業しました。戦後間もない頃、九州で創業してご縁があって津島市に移り、吉岡建築が誕生。もともとは地域に根付いた住宅店で、当時はごく一般的な住宅の設計や施工を手掛けていました。

 安藤 今ではどういった住宅を手がけているのですか?

 吉岡 北米スタイルの輸入住宅を手掛けています。北米とは、ロサンゼルスより北の地域を指します。シアトルやカナダのバンクーバーをイメージしてもらえれば結構です。こうした地域は、日本の気候と非常に似ており、降水量や気温もほとんど変わりません。だから、北米スタイルの住宅は日本の環境に非常に適していると言えます。  

価値の下がらないデザインを求めて

 安藤 北米スタイルの住宅の魅力は何でしょう?

 吉岡 一つは、先ほど申し上げたように、日本の環境と近い地域の住宅であること。北米住宅に使われている木材も日本の気候に合っています。よく「外国の木材を使って大丈夫ですか?」と心配されるお客様がいらっしゃいますが、まず問題ありません。むしろ、強度などの面で勝っている部分も多いです。  二つ目は、継承できるデザインです。日本の住宅は数年経つと古く感じてしまうことはありませんか。30年ほど経過した住宅は一目で分かってしまうでしょう。北米住宅はデザインの劣化がありません。ならぜら、根底にルネサンスの影響があるからです。ルネサンスの言葉にはさまざまな定義がありますが、簡潔に言えばヨーロッパが隆盛を極めた「ギリシャ・ローマ文化への回帰」を目指した考え方や運動です。その過程でレンガ造りを主とした建築デザインの基礎ができあがり、それが1900年初頭になってアメリカへ渡ることに。それがアメリカンクラシックとして浸透し、現在の北米スタイルと言われるようなデザインが定着しました。

 安藤 歴史的な建造物を除けば、日本の一般住宅にはそうした建物が多いかもしれません。戦後の復興を目的とした国策の影響もあるかもしれませんね。

 吉岡 三つ目は、材料の耐久性です。これは二つ目のデザインにも関係してくるのですが、せっかく素晴らしい住宅を建てても、耐久力がなければ継承できません。その点、北米住宅は耐久性に優れています。弊社が扱っているカナダ生まれの断熱材「アイシネン」は、120℃の環境で生まれた超高性能の断熱材です。北米でのシェアはNo.1で、世界30カ国以上で愛用されています。生涯保証制度があり、建物が現存している間は品質を保証。これも品質に対する自信の表れでしょう。環境に適した構造、流行り廃りのないデザイン、継承できる耐久性。こうした住宅が日本に必要だと感じ、北米スタイルの輸入住宅を手掛けるようになりました。まさに“次の世代に受け継がれる家”です。

 安藤 確かに日本は世代ごとに住宅ローンを組んでいる印象があります。

 吉岡 その通りです。一つ面白い話をしましょう。オーストラリアはヨットの保有率が世界一ですが、理由は分かりますか?答えは、家づくりではなく幸せのためにお金を使っているからです。住宅ローンを継承するのではなく、住宅そのものを継承しているのです。だから、次の世代は別荘を買い、さらに次の世代はヨットを買う。本当の意味で豊かな暮らしを送っていると感じます。

 安藤 北米住宅にスタイルチェンジするキッカケはあったのですか?

 吉岡 2000年にニューヨークへ行った際、友人の自宅にお邪魔しました。聞けば「築60年」と話すのですが、そんな印象はまるでありませんでした。材料も工法も古くなりにくい北米スタイルの住宅を見て、大きな感銘を受けて「私もこうした住宅に住みたい」と思うようになりました。また、私自身も長年、職人仕事をやってきて、「日本の職人は世界一」と信じて疑わない人間でした。ただ、友人の住宅を見ると細部の丁寧な仕事ぶりに衝撃を受けました。特に驚かされたのが、内装のドライウォールです。塗装をすればいつでも新築のように生まれ変わりますし、塗料も優秀で劣化しない。築60年の住宅が、新築と比べても遜色がないのです。こうした海外の日常を目の当たりにし、「次の世代に受け継がれる家を残さなければ」と痛感しました。  

本物を造るには本物を知ることが大切

 安藤 ビジネスモデルの変更は大変だったと思います。

 吉岡 おっしゃるとおりです。これまで積み上げた職人としての技術を、一層磨く必要がありました。ただ、技術を習得するのは努力すればいいわけですから、答えはシンプルです。その一方で、私たちは北米の空気感を身につけることも大切だと考えました。弊社では4人の息子が働いていますが、長男は私の原点であるニューヨークで過ごしてもらい、次男はセレブ御用達のバンクーバーのキャビネットメーカーで修行。三男はハリウッドスター御用達のドライウォーラーに師事し、四男はカナダ政府のミッションを利用してカナダへ。今でも2年に一度は研修を兼ねて海外へ行っています。本物を造るには本物を知ることが大切です。以前、カナダの友人が弊社のモデルルームに来てこう言いました。「なんだ、カナダの家じゃないか」と。それは私たちにとって最高の褒め言葉。知識や技術だけでは生み出せない間や空気を、スタイルカンパニーは表現できる自負があります。

  安藤 これから挑戦したいことを教えてください。

 吉岡 常に世界の住宅に目を向けること。そして、“本物”と判断できる最高品質の部材を取り入れていくことです。現在、屋根材にはフランス瓦を使用しています。これは「500年は安心」と言われるような、圧倒的な耐久力を持つ瓦です。見学に来たお客様が、「これほど美しい瓦は見たことがない」と、もう一度やって来るほど。雰囲気がまるで違いますし、角度やサイズも美しい。屋根は景観において大切ですからね。これからは、大統領官邸やハリウッドスターの邸宅に使われているタイルや蛇口なども扱っていきたいと考えています。ゆくゆくは、住宅を含めたライフスタイルを提案できる存在になりたい。ずっと愛したくなる本物だけを、私たちはこれからも追い求めていきます。

株式会社スタイルカンパニー
〒496-0005  愛知県津島市神守町字中ノ折46-2
Tel. 0567-25-3625/0120-40-2960
営業時間. 09:00〜18:00
定休日. 水曜日 

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